12月17日から4日間に渡って開催を予定しておりました「軽井沢国際カーリング選手権大会2020」は新型コロナウイルスの感染状況を鑑み中止を決定いたしました。

　感染状況の見通しが立たず、海外選手を招くこともできない中で国際大会の準備を進めていくことや、密閉・密集・密接を防ぎながら大会を運営することは非常に険しい道のりであること、さらに予算などの側面から適切な感染防止対策を講じることは困難であると判断いたしました。

　本大会を楽しみにされている選手の皆様、カーリングファンの皆様、そして大会を支えていただいている関係者の皆様にこのような決定をお伝えすることは誠に不本意ではございますが、苦渋の決断となりましたこと、何卒ご理解賜りますようお願いいたします。

　なお、世界カーリング連盟は北海道稚内市で開催予定だった「パシフィックアジアカーリング選手権」を中止するなど、カーリング界では国内外の大会の中止が相次いで発表されています。このような状況の中、選手たちの競技活動を支える一環として、ワールドカーリングツアー（WCT）ジャパンは、軽井沢国際の開催を予定していた期間に「World Curling Tour Japan2020　特別企画エキシビションマッチ」の開催を決定しました。本大会に代わるイベントとしてご注目ください。

　今年「軽井沢国際カーリング選手権大会」は開催することができず誠に残念ですが、長野冬季オリンピックから継承しているレガシーを絶やすことなく、これまで以上に親しまれる大会を目指し歩み続けていく所存ですので、今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

　来年、軽井沢で皆様にお会いできることを楽しみにしております。